
前回の記事では、人との関わりの中でモヤモヤしやすいENFPの人間関係の悩みに寄り添いました。
今回はその続きとして、「働くこと」にまつわる違和感や不安に焦点を当てていきます。
「また、仕事に飽きてしまったかも…」
やりたいことが多すぎてどれを選べばいいのか分からない。
決めたはずの仕事なのに、いつの間にかこのままでいいのかなと不安になる。
ENFPタイプのあなたは好奇心が旺盛で、自由な発想を大切にする感性豊かな人。
でもその分、ルールやルーティーンに縛られる環境ではストレスを感じやすく、長く続けることが難しいと感じることもあるのではないでしょうか。
この記事では、そんなENFPが仕事が続かない理由や向いている働き方をやさしく解説しながら、自分らしく納得して選べるキャリアのヒントをお届けします。
読んでくれたあなたが「これなら続けられるかも」と思える選択肢に出会えますように。
前回の記事はこちら↓
「合わないのは性格のせい?」──職場で感じやすい“モヤモヤ”の正体
ENFPタイプの人は好奇心が強く、思いついたことをすぐに行動に移せるエネルギーを持っています。
人とのつながりや刺激のある環境を楽しみながら、常に新しい可能性を模索していたい、それがENFPの自然な感性です。
でも現実の職場はどうでしょうか。
毎日同じ時間に出社して、決められたルールに従いルーティーン業務を黙々とこなす日々。
自由な発想や、柔軟な動きが歓迎されない職場では、ENFPの長所が活かされにくく、むしろ“落ち着きがない”と誤解されてしまうことも。
そして、自分なりに頑張っているのに評価されなかったり、やりがいを感じられなかったりすると、「自分が悪いのかな」と責めてしまうことさえあります。
でも、それはあなたがダメだからではありません。
その職場や働き方があなたの気質に合っていないだけかもしれないのです。
ここからは、職場で感じがちな“あるある”な悩みを10個に整理し、「どんな働き方なら自分らしく続けられるのか?」を一緒に探っていきましょう。
ENFPの職場“あるある”10選
ENFPタイプの人が職場で感じやすい悩みや違和感を10個にまとめました。
「わかる…」と共感できるものが、きっとあるはずです。
| あるある | 感じやすい悩み・つぶやき |
|---|---|
| 同じ仕事にすぐ飽きる | 「また転職したくなってきた…」 |
| 毎日同じルーティーンにうんざり | 「この作業、あと何年やるの…?」 |
| やりたいことが多くて選べない | 「あれもこれもやってみたい!でも…どれが正解?」 |
| 自由に動けない職場がストレス | 「もっと自分のやり方で進めたいのに…」 |
| やりがいを感じないと続かない | 「意味を感じられない仕事はムリ…」 |
| 上司に創造性が理解されない | 「どうして自由なアイデアを否定されるの?」 |
| 成果よりも人間関係を大事にしてしまう | 「数字よりチームの空気感が気になる…」 |
| タスクが増えると混乱してパンク | 「やること多すぎて、逆に手がつかない…」 |
| 「自分に合う仕事」がわからない | 「適職診断しても、ピンと来ない…」 |
| フリーランスに憧れるけど不安 | 「自由そうだけど、ちゃんと生活できるのかな…」 |
ENFPに向いている働き方・職業タイプ
自分らしく働くためには職種の名前よりも、どういう働き方・環境が自分に合っているかを知ることがとても大切です。
以下に、ENFPの気質と相性が良い働き方の特徴をまとめました。
- 自由度が高い(裁量・スケジュール・アイデア)
自分のペースで動ける環境や、アイデアを活かせる職場はモチベーションを維持しやすいです。 - 変化がある or 成長できる
毎日同じことの繰り返しよりも、プロジェクト型や学びのある環境の方が飽きずに取り組めます。 - 人との関わりがある(共感・発信・サポート)
チームで動く・人と話す・誰かの役に立つといった要素があると、ENFPの強みが活かされやすいです。 - “意味”や“やりがい”を感じられる仕事
自分の仕事が誰かのためになっていると感じられると、モチベーションが長く続きます。 - 柔軟なワークスタイル(フリーランス、副業、在宅など)
場所や時間に縛られず、創造性を活かせる働き方はENFPにとって理想的です。
これらの要素が含まれる仕事は、職種に関係なくのびのびと力を発揮しやすい環境だと言えます。
仕事を選ぶときのチェックポイント
ENFPタイプの人はやりたいことが多くて一つに絞れなかったり、どれが本当に自分に合っているのか分からなくなってしまうこともあると思います。
そんなときは、「何をやるか」だけでなく「どんな働き方が自分をラクにしてくれるか」を基準に考えてみましょう。
自分に合った仕事を見極める3つの視点
- 自由に動ける環境か?
毎日ガチガチのスケジュールではなく、自分の裁量で動ける場面があるかどうか。 - 意味や、やりがいを感じられるか?
誰かの役に立っている・成長できていると実感できる要素があるか。 - 興味が長く続きそうな内容か?
今やりたいことだけでなく、数ヶ月後もワクワクできそうかで判断してみる。
また、選ぶときは100点満点を目指さなくても大丈夫。
まずは「自分の価値観にフィットするか」を重視することで、気持ちよく働ける選択肢が見えてきます。
まとめ|やりたいことが多すぎるって、実は“才能”かもしれない
「一つに決められない」
「また違うことをやりたくなってしまう」
そんな自分を責めてしまうことがあるかもしれません。
でもあなたは日頃から感性が豊かで、いろんな可能性に目を向けられる柔軟さを持っています。
それは、これからの働き方において大きな強みにもなり得るのです。
仕事は正解を一つに決めるものではありません。
自分にとって心地よく、納得できる選択を重ねていくことがなにより大切です。
焦らなくても大丈夫。
「なんとなく合いそう」
「ちょっとワクワクする」
その気持ちを大切にして、自分だけの働き方を少しずつ見つけていってくださいね。
次回予告|ENFPの「恋愛」にまつわるお話
ENFPのあなたが仕事や働き方に悩むように、恋愛でも「どう向き合えばいいのか」と迷う瞬間があるかもしれません。
次回は、ENFPの恋愛にまつわる“感情の揺れ”や“自分らしさのバランス”についてやさしく掘り下げていきます。
誰かを大切にすることと、自分を大切にすること。
その両方を大事にできる恋愛を目指すヒントをお届けします。
次回も楽しみに。
ENFPの特徴についておさらいしたい方はこちら↓