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MBTI×16タイプ診断で未来の自分をデザイン

ENFPのあなたが「人間関係で疲れてしまう理由」──そのモヤモヤ、タイプ特性が関係しているかも

 

前回の記事では、INFJタイプ×恋愛についてご紹介しました。

今回からはENFPタイプに変わりまずは人間関係にスポットを当てていきます。

ENFPならではの感受性やつながりへの思いに寄り添っていきます。

NF型のまとめ記事についてはこちら↓

personality-nexus.com

「なんでこんなに人間関係で疲れるんだろう」

ENFPタイプのあなたは、誰にでも明るく接することができて人とのつながりを心から大切にする素敵な人です。

でもその優しさの裏で、自分らしくいられない関係にモヤモヤしたり、ひとりで孤独を抱えてしまうことはありませんか?

「夢を語っても共感されない…」

「人と一緒にいるのに、なんだか孤独を感じる」

──そんな想いを、胸の奥でずっと抱えてきたあなたへ。

この記事では、ENFPが人間関係で抱えやすい10の悩みに焦点をあて“自分らしさ”を大切にしながら、人と心地よくつながるヒントをお届けします。

どれかひとつでも「これ、自分かも」と感じたなら、きっとあなたの心にも寄り添えるはずです。

人と繋がりたいのにどこかで“浮いてしまう”──ENFPが抱える人間関係のジレンマ

ENFPは人と関わることに喜びを感じ、誰とでもフレンドリーにつながることができるタイプです。

その明るさや好奇心、相手への関心の深さは多くの人を惹きつける魅力でもあります。

でも実は、「誰にも本音を言えない」「自分の価値観が理解されない」と感じて、ひとりきりのような孤独を抱えてしまうことがあるのもまた一つの特徴です。

それはなぜかというと理想や夢、感情の動きがとても繊細かつダイナミックだから。

周囲の人がその振れ幅についてこれなかったり、表面的な関係にとどまってしまったりすると、ENFPは「こんな自分、受け入れてもらえないんだ」と感じてしまいやすいのです。

その結果、“人は好きなのに人との距離を感じてしまう”という矛盾を、誰にも見せずに抱えてしまうことも。

ここから先は、そんなENFPが人間関係でよく感じる10のあるあると、少しでもラクになるためのヒントを具体的にご紹介していきます。

人間関係で感じやすい10の“あるある”

ここでは、ENFPの方が日常で感じやすい悩みやモヤモヤを10個にまとめました。

あなたはいくつ当てはまりますか?

あるある こんな時どう思う?
夢や理想を話しても、周りに共感されない わかってもらえないと感じて孤独になる
友達との予定を忘れてしまうことがある 自分のペースを優先しすぎて、相手に申し訳なく思う
人付き合いでエネルギーを使いすぎてしまう 楽しいけど疲れる…と矛盾を感じる
つい尽くしすぎて、利用されがち 相手にばかり合わせてしまい、後で後悔する
友達は多いのに、本音を言える人がいない 「本当の私は誰にもわかってもらえない」と感じる
気づけば、周りの機嫌ばかり気にしてしまう 「もしかして嫌われた?」と一人で不安になる
対立を避けて我慢しすぎた結果、爆発してしまう 「あの時言っておけばよかった」と自己嫌悪に陥る
干渉されすぎると、息苦しさを感じてしまう 自由を大切にしたい自分とのズレに悩む
人を信じやすいが、裏切られると傷つきやすい 「もう誰も信じたくない」と心を閉ざしてしまう
親しい相手にすら、本音を伝えられないことがある わかってほしいけど怖くて言えない

“人に振り回されない”ためのヒント──もっとラクに過ごすには

ここでは、先ほどご紹介した10のあるあるに対して、それぞれの原因や背景に触れつつ、今日から実践できるヒントをご紹介します。

  • 夢や理想を共感されないときは…
    理解されないことを前提に「共感者」だけを大切に。
    自分の夢を応援してくれる人を一人でも見つけると、心の支えになります。
  • 予定を忘れやすいときは…
    忘れる自分を責めるより、スケジュールに“感情メモ”をつけておくのがおすすめ。
    「この日は〇〇と会えて楽しそう!」など、気持ちごと記録すると記憶に残りやすくなります。
  • 人付き合いで疲れるときは…
    「会ったら元気が出る人」と「会うと疲れる人」を自分の中で仕分けてみましょう。
    エネルギー管理の感覚を育てるだけでぐっとラクになります。
  • 尽くしすぎてしまうときは…
    やってあげたい気持ちに罪はありません。
  • でも「頼まれたときだけ動く」とルールを決めると、バランスが保ちやすくなります。
  • 本音を言えないときは…
    無理に深い話をしなくてもまずは「最近どう?」など、自分から少し心を開いてみるだけでOK。
    反応が温かければ、徐々に深い信頼へとつながります。
  • 人の機嫌を気にしすぎるときは…
    相手の変化=自分のせい、と思いがちな癖に気づくことが第一歩。
    相手の事情かもしれないと一度立ち止まって考えてみましょう。
  • 不満を言えずに爆発してしまうときは…
    小さな違和感の時点で「モヤっとしたかも」と自分の気持ちに名前をつけてあげましょう。
    感情を放置せず言葉にするクセをつけると、爆発の予防になります。
  • 干渉がつらくなるときは…
    今週は1人の時間を大切にしたいな、など事前に自分のスタンスを伝えると◎。
    ENFPの自由を守るには、説明ではなく共有がポイントです。
  • 信じた相手に裏切られたときは…
    裏切られた痛みは大きいですが、それでも信じられる自分の優しさは決して否定しなくていい。
    信頼は選び方を変えればまた築けます。
  • 本音を伝えられないときは…
    文章やメモなど「直接じゃない形」で気持ちを伝えてみましょう。
    思いやりのある伝え方”なら、ENFPらしさも活かせます。

“誰かに合わせる”じゃなく、“自分を大切にする”関係を

あなたは、人を大切にする力も感情の豊かさも、人とのつながりを楽しむ心もすべて持っています。

だからこそ「人間関係がつらい」と感じるのは、あなたが弱いからではありません。

自分のことを後回しにしすぎず「この関係、ちゃんと心地いい?」と自分に問いかけること。

それはわがままではなく、自分らしく人とつながるためのはじめの一歩です。

この記事でご紹介した10のあるあると少しの工夫が、あなたの人間関係をほんの少しでもやさしくできますように。

今日もここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

次回予告|ENFPの「働き方」について考える

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

次回は、ENFPタイプの仕事や働き方にまつわる悩みに焦点を当てた記事をお届けします。

「自分らしく働きたいけれど、なかなかしっくりくる場所が見つからない…」

そんな想いを抱えるENFPに向けて、納得して選べるキャリアのヒントをやさしく探っていきます。

焦らず、自分らしい未来を描いていきたいあなたへ。

ぜひ次回も楽しみにしていてください。