前回の記事では、INFJさんの人間関係についてお届けしました。
そこで少しだけ予告したとおり、今回からは働き方や職場環境に視点を移していきたいと思います。
「頑張っているのに、なぜか心が満たされない」
「今の仕事に、なんとなく違和感を感じる」
そんな思いを抱えたことがあるINFJさんへ。
この記事では、自分らしさを大切にできる働き方について一緒に考えていきます。
前回の記事はこちらから↓
- 「今の仕事、なんだか疲れる…」
- 「今の仕事、頑張ってるのに…なんで満たされないんだろう」
- 「なぜか職場にいるだけで、疲れてしまう…」
- 「数字のために働いてるわけじゃないのに」
- 「誰とも話したくない日だって、ある」
- 「人間関係で疲れない職場なんて、本当にあるの?」
- 「もっと意味のあることがしたい」──その気持ち、否定しなくていい
- 「平気なふりをし続けるの、もう疲れた」
- 「人と関わらずに、静かに働けたらいいのに」
- 「何が向いてるかもうわからない…」
- まとめ|自分らしく働くって、「安心していられる」ってこと
- 次回予告
「今の仕事、なんだか疲れる…」
仕事そのものが嫌いなわけじゃない。
でも、誰かに合わせすぎたり、価値観の合わない環境にいると気づかないうちに心がすり減っていませんか?
INFJタイプのあなたは、静かな環境でこそ本来の力を発揮できる繊細な感性の持ち主です。
けれど、現実の職場では「ノルマ」「競争」「人間関係のストレス」などが重なり、自分らしさを発揮できずに悩んでしまうことも。
この記事では、INFJが本当に心地よく働ける職場環境や働き方について具体的なヒントをお届けします。
「なんとなく違和感がある」
「自分に合った仕事が見つからない」
そんなふうに感じている方は、ぜひ読み進めてみてくださいね。
「今の仕事、頑張ってるのに…なんで満たされないんだろう」
周りから見れば安定していて評価もされている。
けれど、どこかで“自分の本当の役割じゃない気がする”──そんな風に感じることはありませんか?
INFJタイプは、ただ成果を出すよりも意味や貢献を感じられる仕事にやりがいを見出す傾向があります。
もし今、目の前の仕事が「数字」や「効率」に偏っているとしたら、心のどこかで満たされないのは自然なことなんです。
- 誰かの役に立てている実感がない
- 自分の信念と仕事内容が一致していない
- 日々の業務に目的を感じられない
そんなときは、自分にとって意味のある仕事とは?と問い直すことが、次のキャリアのヒントになるかもしれません。
「なぜか職場にいるだけで、疲れてしまう…」
同じ空間で過ごしていても、求められる価値観が自分と違うだけで心はどんどんすり減ってしまいます。
INFJは、内面の信念や世界観を大切にするタイプ。
だからこそ「とにかく結果がすべて」「上下関係重視」といった環境では、無意識にストレスを感じやすくなります。
もし今の職場に違和感があるとしたら、あなたの感覚は正しいかもしれません。
転職を前提にしなくても、まずは「価値観が近い人との関係を深める」「異動願いを出す」など、小さな行動から始めてみるのも有効です。
「数字のために働いてるわけじゃないのに」
ノルマ、営業成績、比較される毎日──
そんな環境の中で本来のあなたの良さが見失われていませんか?
INFJは、勝ち負けではなく“意味あるゴール”を目指したいタイプ。
だからこそ、常に競わせられるような職場では疲弊しやすい傾向にあります。
競争社会に疲れたときはこんな選択肢も考えてみてください。
「数字の奴隷」にならず、誰かと丁寧に向き合える環境があなたの力を引き出します。
「誰とも話したくない日だって、ある」
INFJは内向的かつ繊細な気質を持っているため、静かな空間でひとり時間を過ごすことでリセットされるタイプです。
それなのに、会議やコミュニケーションばかりの職場では心の充電ができず、慢性的な疲れを抱えてしまうことも。
そんなINFJにとって大切なのはこんな環境が挙げられます。
- 静かに集中できる空間がある
- 一人で完結できるタスクが多い
- 「雑談=義務」にならない空気感
自分を守るための「静けさの確保」は甘えではありません。
働き方の設計そのものを見直してみましょう。
「人間関係で疲れない職場なんて、本当にあるの?」
INFJは空気を読みすぎて、相手の感情に敏感に反応してしまうことがあります。
その分、職場での人間関係に気を遣いすぎてしまう傾向が強いのです。
そんなときは以下のような工夫が有効です。
- 物理的に距離を取れるレイアウト(個別ブース・在宅など)
- 心理的安全性が高いチーム(評価されるより受け入れられる関係性)
- 全員に合わせようとせず、信頼できる数人と深く関わる
すべての人に気を遣う必要はありません。
あなたが落ち着ける関係性を大切にすることが第一歩です。
「もっと意味のあることがしたい」──その気持ち、否定しなくていい
「自分にしかできないことをしたい」
「誰かの人生を変えるような仕事をしたい」
INFJはとても高い理想と使命感を持つタイプです。
でも、現実の仕事がそれに追いつかないと無力感や、不満足感にさいなまれることも。
そんな時はまずこう問いかけてみてください。
- 「いまの仕事の中で、少しでも意味を見出せる部分はある?」
- 「自分の理想は“仕事だけ”でしか叶えられない?」
ときには、仕事の外で理想を形にしていくことでバランスが取れることもあります。
理想を持つことは、あなたにとって“軸”になるもの。
決して捨てなくていいんです。
「平気なふりをし続けるの、もう疲れた」
本当はしんどいのに、周りを気にして感情を抑えてしまう──
そんなことよくありませんか?
INFJは感情を内に秘める傾向があり「言わないけど我慢している」という状況が続きやすいです。
ただそれが溜まり続けると、ある日ふと限界が来てしまうことも。
感情を爆発させないためには、小さな放出口を作ってあげることが大切です。
- ひとりで感情を書き出す(ジャーナリング)
- 安心できる人に少しずつ打ち明ける
- 「今、疲れてるかも」と自分自身に気づいてあげる
“強く見せなくていい”という感覚を、少しずつ育てていけたらきっと楽になります。
「人と関わらずに、静かに働けたらいいのに」
そう思う日があってもいいんです。
人との関係を深く築く力がある一方で、ひとりで過ごす時間にこそ安心を感じるタイプでもあります。
人と関わらずに働く=逃げではありません。
むしろ、自分の特性を理解したうえで選ぶ“戦略的な働き方”とも言えます。
たとえば、
- 在宅で完結するWebライティングやデザイン
- 1人で空間を管理できる図書館・資料館の仕事
- コツコツ型の専門職(調査分析・翻訳など)
大切なのは、関わらないことではなく、“自分にとって安心できる関わり方”を選ぶことです。
「何が向いてるかもうわからない…」
色々試したけれどしっくりこない。
そうやって迷うたびに、自信まで失ってしまいそうになりますよね。
でも、INFJはとても多面的な力を持っているタイプです。
ひとつに絞れないのは決して悪いことではありません。
まずはこんな視点で自分を見つめ直してみましょう。
- どんなときにやりがいを感じる?
- 人と接するとき、どういう関わり方が心地いい?
- 「これだけは嫌だ」と思う環境は?
自己分析ツール(16タイプの職業診断やキャリア診断)を活用しても構いません。
“自分と対話すること”が仕事選びの第一歩です。
まとめ|自分らしく働くって、「安心していられる」ってこと
INFJにとって働くということは、ただ生活のためだけじゃなく心が納得できる意味を持てるかどうかも大切な要素です。
だからこそ価値観の合わない環境・感情を抑え込む毎日では、本来の力が発揮できません。
この記事で紹介したように、あなたにはあなたなりの働き方がきっとあります。
- 静かで安心できる環境
- 意味や貢献を感じられる仕事
- 感情を抑えずに、自分を守れる距離感
もし今「違うかもしれない」と感じているなら、それは変化のサインかもしれません。
焦らずあなたらしい選択をしていきましょう。
次回予告
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
次回は、INFJ×恋愛に焦点を当ててお届けします。
人を大切に思うあまり自分を後回しにしてしまったり、恋をしているのになぜか自分じゃない気がする──
そんな心の揺れに寄り添いながら、INFJが恋の中でも自分らしくいられるヒントを紐解いていきます。
ぜひ、次回も楽しみにしていてください。
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