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INFPが恋愛で“自分を見失わないために”大切にしたい3つのこと

前回の記事では、INFPさんの職場や働き方についてお届けしました。

今回はそこからさらに視点を移して、恋愛について考えていきたいと思います。

「好きなのに素直になれない」

「尽くしすぎて疲れてしまう」

そんな風に恋に悩みやすいINFPさんへ、自分らしさを大切にできる恋愛のヒントをやさしくお届けしていきます。

先にINFP×人間関係への悩みについて知りたい方はこちら↓

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「恋愛中の自分が、自分じゃない気がする──」

本当はもっと素直になりたいのに、気持ちを隠してしまう。

相手のことを考えすぎてつい自分のことは後回し。

──そんな風に恋をするたびに、“自分を見失ってしまう”ことありませんか?

INFPタイプのあなたは深く人を想い、相手の気持ちを丁寧にくみ取れる繊細さを持っています。

でもそのぶん、好きな人のために頑張りすぎてしまったり、感情に振り回されて疲れてしまうことも。

気づけば「本当にこれが私の望んでいた恋なのかな?」と迷いの中に立ち尽くしてしまう。

この記事では恋愛で自分を見失いやすいINFPが、自分らしさを大切にしながら人とつながるために必要な3つの視点をお届けします。

やさしさを手放さずに、心から安心できる恋愛を育てていくためのヒントとしてぜひ読んでみてください。

1. 感情に飲み込まれそうになったら、「少し距離をとる」ことを恐れない

好きな人ができると、気づけば一日中その人のことを考えてしまう。

LINEの返信が遅いだけで不安になったり、相手の一言に一喜一憂したり──。

気持ちがどんどん膨らんで、自分でもコントロールできなくなることありませんか?

INFPタイプは、感情が豊かで恋愛に対しても深く没入しやすい傾向があります。

だからこそ恋をしているときほど、“自分の気持ち”と“相手の反応”の境界線が曖昧になりやすくなるのです。

・気持ちに流されてしまうのは、INFPの優しさの裏返し

「相手の気持ちを理解したい」

「ちゃんと大切にしたい」

──そんな純粋な想いが強いほど、感情に引っ張られやすくなります。

でも優しさゆえに疲れてしまう恋は、本当の意味で心が満たされる関係とは言えません。

・感情と距離を置くための“落ち着ける行動”とは?

大切なのは感情を抑えることではなく、一歩引いて自分の気持ちを見つめ直す時間を持つこと

たとえば以下のような習慣を取り入れることで、気持ちが暴走しそうなときにブレーキをかけることができます。

状況 おすすめの行動
返信が遅くてそわそわする スマホから離れて散歩・読書・入浴などで気分転換
感情がぐるぐるして眠れない ノートに今の気持ちを書き出して可視化する
相手の態度が気になりすぎる 一度“今の自分はどうしたいか”を自分に問いかける

感情に流される自分を責めなくて大丈夫。

少し距離をとることは、恋を壊すことではなくむしろ自分と相手を大切にするための「心の整理時間」なのです。

2. 相手に尽くしすぎる前に、「自分の気持ち」を確認してみる

「好きだから力になりたい」

「相手のためにできることをしてあげたい」

──そんな風に一途に相手を思いやれるINFPは、恋愛でも献身的な行動をとりやすいタイプです。

でも気づけば、相手に合わせることが当たり前になっていたり、無理をしている自分に気づけなくなってしまうことも。

・「してあげたい」より「どうしたい?」に立ち返る

与えることに一生懸命になりすぎて、自分の心の声を置き去りにしていませんか?

相手が喜ぶことと自分が無理なくできることは同じとは限りません。

そんなときは一度「私はどうしたい?」と自分に問いかけてみてください。

恋愛中に立ち返りたい3つの問い

  • これはやりたいこと? それともやらなきゃいけないこと?
  • 今の私は心から納得して行動できてる?
  • この関係は私自身も大切にされてると感じられる?

・優しさと自己犠牲の境界線を引く小さな習慣

尽くすことが悪いわけではありません。

でも、“自分の余白”を残しておくことも同じくらい大切です。

たとえば以下のような小さなストッパーを日常に取り入れるだけでも、無理をしすぎずに済みます。

場面 無理をしないための習慣
予定を頼まれたとき 即答せず「少し考えていい?」と一呼吸おく
疲れていると感じたとき 「今は自分を優先してもいい」と心の中で許可を出す
相手に合わせすぎてるかも?と思ったとき 小さなわがままを1つ言ってみる(例:今日は自分の好きな映画を選ぶ)

「自分を大切にすること」と「相手を大切にすること」は両立できます。

そのバランスをとる一歩として、まずは自分の気持ちに目を向けてみてください。

3. 理想と現実のギャップに悩んだときは「今の自分の幸せ」に目を向けて

「こんな恋愛がしたい」

「こういう人と出会いたい」

──INFPタイプは、心の中に理想の恋愛像をしっかりと持っていることが多いです。

でもその理想が高すぎたり現実とのギャップが大きすぎると、恋愛そのものがつらく感じてしまうこともあります。

・理想を持つことは悪くない。でも、今ここにある安心も大切に

理想を持つことは未来に希望を持てる素敵な力です。

ただ、それに縛られてしまうと「今の関係が物足りない」「何かが足りない」と不安になる気持ちが強くなってしまうことも。

そんなときは、理想に届いていない部分を見るのではなく、すでに手にしている幸せに意識を向けてみてください。

理想と上手につき合うための3つの視点

  • 「もっとこうだったら」より「今ここにある安心」に目を向ける
  • 理想は“方向”として持ち、完璧を求めすぎない
  • 相手に求める前に「自分はその理想に近づけているかな?」と問いかけてみる

・“自分らしい恋愛”は比べず、焦らず育てていくもの

他人の恋愛やSNSのキラキラした投稿と比べて、自分はうまくいっていないと落ち込んでしまうことありませんか?

恋愛は誰かと比べるものではなく、自分たちのペースで育てていくもの

小さな喜びや、相手と過ごせるあたたかな時間に気づけたとき、今ここにもちゃんと幸せがあることに気づけるはずです。

やさしさを失わず、恋も自分も大切にできるように

好きになると全力で相手のことを考えてしまう。

気づけば感情に振り回されていたり、自分の気持ちを後回しにしていたり。

──そんな恋をしてきたINFPさんへ。

あなたのやさしさは恋愛においても本当に大切な魅力です。

でもそのやさしさが、自分を苦しめるものになってしまわないように──

ときには一歩立ち止まって、自分の気持ちを確かめたり、心の輪郭を整える時間も大切にしてみてください。

恋愛は、あなたが“自分らしくいられる関係”を育てていくもの。

やさしさを守りながら、自分自身のことももっと大切にしていいのです。

この記事が、あなたが心地よく恋をするためのヒントになれば嬉しいです。

ゆっくりで大丈夫。

あなたらしい恋のかたちを、これから少しずつ育てていってくださいね。

次回予告

次回は「INFJ×人間関係」をテーマにお届けします。

繊細な心を持ち、人との関わりの中で悩みやすいINFJタイプ。

孤独を感じたり無理をしてしまったり──

そんなINFJさんが“自分らしく人とつながるヒント”を次回はやさしくお伝えします。

INFJの方はもちろん、人間関係に悩むすべての方にもきっと届く内容です。

ぜひ次回も楽しみにしていてください。

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